鍛冶屋:梶原刃物製作所
土佐打刃物の郷である香美市土佐山田町。
その土佐山田町から東へ車で約20分、田園風景が広がる香美市香北町に工房を構えるのが梶原刃物製作所です。
三代目鍛冶職人、梶原 務さんの専門は包丁で、昔ながらの火造り鍛造で頑固な製品づくりを心がけている熟練の包丁鍛冶。引退されてしまいましたが、現在はその技術を受け継いだ義理の息子さんである四代目が制作を担っています。
梶原の「かじ」をとって「土佐かじ屋」の名称で、一般家庭で使われる包丁から業務用の特殊包丁まで、さまざまな種類の包丁を制作しています。
実はこの梶原鍛冶、当店代表とは親戚で頻繁に顔を合わす関係。
よく工場へお邪魔させていただき、仕事を見させてもらったり、刃物や鍛冶職人などいろいろな話を聞かせてもらっています。
-鍛冶職人より一言-
町の小さな鍛冶屋が、火造りをしているので大量生産はできませんが、土佐伝統の自由鍛造で頑固な製品づくりを心がけています。