鍛冶屋:秀常鍛工場
世ノ本貢、昭和54年生まれ。
職人歴15年で、父とともに斧や鉈を制作している。趣味は野球、ソフトボールという、スポーツマンの一面を持つ若き鍛冶職人。
香美市土佐山田町の中心部から、車で10分弱の「植地区」にある秀常鍛工場。道路沿いにある工場にお邪魔すると、世ノ本さん親子がいつも熱心に作業をしています。
お父さんは昭和17年生まれで、職人歴50年以上の大ベテラン。跡取りの息子さんも職人歴15年(令和元年時点)と、二人そろって熟練の鍛冶職人さんです。
得意分野は斧、鉈で、本格的な斧を制作しているのは、香美市ではおそらく秀常鍛工場さんだけだと思います。
-鍛冶職人より一言-
土佐打ち刃物の伝統と技術を守り、一丁一丁仕上げています。