美しいダマスカス模様の三徳
多層鋼の独特のダマスカス模様が広がる三徳(さんとく)包丁。
この模様の広がり方は一本一本異なり同じ模様はありません。
手に取った包丁が世界で一本、あなただけのオリジナルとなります。
三徳包丁は別名「文化包丁」ともいわれ、なにを切るにも適した便利な包丁。
その用途は幅広く、肉、魚、野菜、何を切るのにも適しており扱いやすいので、「最初はこれ一本あれば大丈夫」といえる万能包丁です。
鍛冶職人はこの包丁を「長く使える一生もの」と言います。
もちろん他の包丁も、手入れをすれば、かなり長い間お使いいただけます。
ですがこの梶原刃物製作所がつくる多層鋼包丁は、刃の背の部分(ミネ)まで鋼が入っており、しかも多層鋼のキレイな模様を出すにはミネまでキッチリ焼き入れをする必要があるため、長い期間の使用でどれだけ研いで小さくなっても、鋭い切れ味を保てます。
長切れする高級鋼「安来鋼 青鋼」
刃の鋼は、安来鋼(やすきはがね)の高級鋼「青二鋼」を使用。
長切れし、高い硬度と粘り強さを兼ね備えた鋼で、一度刃を付けてしまえば、長い間切れ味が持続するというメリットがあります。
柄には、鍛冶職人が「堅くておすすめ」というクルミの木(ウォルナット)を使用しています。
また化粧箱入りで、お料理好きの方への贈り物にもピッタリです。
刃は「両刃」ですので、左利きの方もそのままお使いいただけます。
両刃包丁は切るものに対して刃がまっすぐ入るので、初級者から上級者まで扱いやすい包丁です。
切れ味が長く持続する青鋼を使用し、熟練の包丁鍛冶が一本一本鍛造した三徳包丁。
毎日のお料理が楽しくなりそうな、あなただけの模様が広がる美しくて便利な万能包丁の逸品です。
お客様からの嬉しいご感想
25年間市販のステンレス製包丁を使用してきました。
こんな物と思い使っていましたが、娘の所で使っていた包丁がとても切れ味がよく、良い包丁が欲しくなり、インターネットで御社の包丁を見、値段も手ごろだったので購入することにしました。
本日、配送され、早速使ってみたところ、やはり切れ味がすごく良いです。
野菜を切ったとき、まったく力が要らず、包丁を下ろすだけで切れていくんです。
凄い!今までのが何だったのか。料理が楽しくなりそうです。
北海道 K様
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切れ味は抜群、力を入れず簡単に素材が自由自在に切れるので、プロの技術が無ければ到底無理だと思っていた様な切り方が自分にも出来てびっくりしました。
面倒だった料理の下ごしらえがスイスイ簡単で楽しくなりました。
本当に素晴らしい包丁です。
長野県 S様
▼サイズ/仕様
【全長】約30cm
【刃渡り】約16.5cm
【鋼】安来鋼 青紙2号(三枚合わせ)
【柄】クルミの木とプラスチック
【刃】両刃
【利き腕】左右共通
※サイズ等は多少の個体差がございます。
※柄は自然素材のため色味や模様の入り方は一本一本異なります。
■刃付けについて
ご家庭でそのままご使用になるのに十分な刃を付けてありますので、届いてすぐにお使いいただけます。
※なお、あまり刃を付け過ぎると欠けやすくなるという問題点がございます。当店では、幅広い層のお客様にお使いいただけるよう、出荷時の刃は、欠けにくさと切れ味のバランスを考えた刃付けを鍛冶職人に一任しております。
■多層鋼の特徴と研ぐときの注意点
刃を研ぐときに、刃先だけを研げば問題ないのですが、広い範囲を研いでしまうと模様がこすれて見えなくなってしまうことがあります。見た目に見えなくなるだけで、実際に多層鋼の模様自体が無くなることはありませんが、ご注意ください。
■その他注意点等
・凍ったままの冷凍食品はお切りにならないようお願いします。
・表面には錆び防止のため、職人が手作業で薄くニスを塗っています。このため刃全体に光沢がありますが、そのままご使用いただいて全く問題ございません。
・表面に小さなキズがあるように見える場合がありますが、ニスについた細かいほこりや擦れですので、お使いいただいているうちに自然と消えていきます。
・一本一本手作りのため、画像は代表画像です。
鍛冶職人紹介
土佐打刃物の郷である香美市土佐山田町。
その土佐山田町から東へ車で約20分、田園風景が広がる香美市香北町に工房を構えるのが梶原刃物製作所です。
三代目鍛冶職人、梶原 務さんの専門は包丁で、昔ながらの火造り鍛造で頑固な製品づくりを心がけている熟練の包丁鍛冶。引退されてしまいましたが、現在はその技術を受け継いだ義理の息子さんである四代目が制作を担っています。
梶原の「かじ」をとって「土佐かじ屋」の名称で、一般家庭で使われる包丁から業務用の特殊包丁まで、さまざまな種類の包丁を制作しています。
実はこの梶原鍛冶、当店代表とは親戚で頻繁に顔を合わす関係。
よく工場へお邪魔させていただき、仕事を見させてもらったり、刃物や鍛冶職人などいろいろな話を聞かせてもらっています。
-鍛冶職人より一言-
町の小さな鍛冶屋が、火造りをしているので大量生産はできませんが、土佐伝統の自由鍛造で頑固な製品づくりを心がけています。