柔らかい草用の小ぶりの鎌
ガーデニングや庭のちょっとしたお手入れ、山菜やキノコ採りなどに便利な、少し小ぶりで柔らかい草用の草刈り鎌です。
形は、古くから愛されてきた京都の枝打ち鎌と同じ形状。柄に対して直角に近い刃をつけた鎌が多い中、この鎌はあまり急な角度は付けず、緩やかなカーブを描く刃をつけています。
鍛冶職人によると、草を刈るときは引き切るのではなく、草に刃をあて回すように切るとスムーズに切れるんだそうです。
刃は両刃ですので、左利きの方でもそのまま安心してお使いいただけます。
鋼は、長切れし、硬度の高い青鋼(あおはがね)を使用しており、その切れ味は抜群。
サイズは刃渡り12cm、15cmからお選びいただけます。
柄は、振るときに邪魔にならない細身で手になじむ柄を装着し、一番後ろはすっぽ抜けないように、コブ状に加工されています。 また、ビニール製のカバーも付いているので、保管も安心です。
伝統工芸士の資格を持ち、長いキャリアを持つ鎌職人が鍛えた扱いやすい草刈り鎌。
家庭菜園や山菜採り、庭のお手入れにぜひ持っておきたい一本です。
【刃付けについて】
この鎌はやわらかい草や稲を刈るように刃を薄く鋭く付けています。そのため、小枝など硬いものを切るには向いておりません。予めご了承ください。
お客様からの嬉しいご感想
草等を刈るとき、90°角度の刃よりこのような角度の刃の方が力を入れなくてもよく切れるとずっと思って探しておりましたところ、ネットで見つけ購入させて頂きました。
商品が到着し、ただちに使った所思ってたとおりに凄くよく切れて気持ちが良かったです。
直角刃のカマは回すように切らないとよく切れないですが、これはそのまま引くように切ってもスパっと切れるので非常に使いやすいです(力がいらない)。又、刃は土佐打刃物だったので安心しておりました。
大きさは丁度良く使いやすいです。
愛媛県 T様
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「草を刈るときは引き切るのではなく、草に刃をあて回すように切るとスムーズに切れる」
職人さんのおっしゃる通りだと感じていました!
探し求めていた理想の草刈鎌です。
これは家庭菜園レベルを超越している「究極の草刈鎌」だと思います。
大袈裟ではなく、本当にそう感じています。ありがとうございました。
大阪府 H様 一部抜粋≫全文はこちら
▼サイズ/仕様
【鋼】安来鋼 青紙2号
【刃】両刃
【サイズ】
・4寸:刃渡り約12㎝/柄長約18cm
・5寸:刃渡り約15㎝/柄長約24cm
【利き腕】左右共通
※サイズ等は多少の個体差がございます。ご了承下さい。
※一本一本手作りのため、画像は代表画像です。
鍛冶職人紹介
冨士源刃物製作所
伝統工芸士 山下哲
昭和23年生まれ。30才の時に後を継ぎ、二代目の鎌(カマ)鍛冶職人となる。
・2002年:「伝統工芸士」の資格を取得
・2008年:県から「土佐の匠(たくみ)」の認定を受ける
周りを山に囲まれた、静かな山間の香美市新改地区。その道沿いに冨士源刃物製作所があります。
このあたりは今も、自宅の横などに作業場を設けて鍛冶業を営んでいる職人が点在する地域。
山下哲さんはその地域で長い間、伝統を守りながら土佐刃物を打ち続けてきた鍛冶職人の一人です。
専門は鎌の職人さんですが、1995年に依頼を受けて、考案、作成したクジラ型のナイフが人気を博し、「第一回高知・おみやげ品づくりコンクール」では100件を超える応募の中から佳作に選ばれました。
また、2004年に開かれた「第18回ニッポン全国むらおこし展」では、最高賞の経済産業大臣賞を受賞。
他にも鍛冶職人自身が山歩きや山菜採りを趣味で、現場の目で見て作り出した山菜ナイフは多数の雑誌でも取り上げられました(現在、山菜ナイフは完売しています)。
-鍛冶職人より一言-
町の鍛冶屋が一人で火造りをしているので大量生産はできませんが、伝統を守って昔とかわらぬ造り方にこだわり、ふいごを使って焼き入れをし、一本一本心をこめて打っています。